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この特集では、浅田真央選手、安藤美姫選手をはじめとする注目選手の活躍や最新情報など、フィギュアスケートにまつわる様々なレポートを写真とともにお届けします。
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2009年11月07日
2009NHK杯 男子シングルショートプログラム終了(2)
さらに続くのは、「佐藤有香コーチのもとに移ったことで、今まで以上に自信を持てた」というジェレミー・アボットの、気持ちのしっかりこもったビートルズナンバー。すらりとした身体を美しく大きく使った動きが、彼の心の波動そのもののように見えるアボットらしいプログラム。そこに散りばめられたのは、飛距離のある安定した3つのジャンプ。決して派手さはないけれど、彼にしか出せない清冽な美しさで、観る者の気持ちを洗い流してくれるような演技だった。 そして今日の真打ち! といってもいいだろう。元世界チャンピオンブライアン・ジュベールの昨年からもう、何度見たかわからない「RISE」! 飽きられてもおかしくない2シーズン目のプログラムだというのに、「あれが見られる!」と、流れただけでわくわくしてしまう音楽にのって、王者は堂々、4回転-3回転を決めてくれた。 大躍進の予感や、待ちに待った復活を前に、気負いすぎた者。まとわりつく不安の影を払いのけて、本来の輝きを見せ始めた者。初めての舞台で力を出し切れた者、大舞台の手ごわさを知った者。 text/Hirono Aoshima
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2009年11月07日
2009NHK杯 男子シングルショートプログラム終了(1)
まずひとつは、日本男子二人の失敗が「OK、全然大丈夫!」と言いたくなるほど、この先に不安のない失敗だったから。小塚崇彦は公式練習から明らかに張り切りすぎていて、世界チャンピオンやメダリストたちに交じっても元気いっぱい。「これは崇彦、ものすごく良いか、大コケか、どちらかじゃない?」などと言われるほどだった。昨シーズンはファイナルの表彰台まで登り、今年もプルシェンコのいる試合で2位。もう自分はトップスケーターたちにこうして交じってもおかしくない――そんな自負が小塚崇彦には確かにあっただろうし、見ている私たちにもあった。これだけのメンバーが揃うNHK杯でトップに立って、一気に名乗りを上げるチャンス! 意識はしていなくても、彼の気持ちのどこかにあるそんな思いが、トリプルアクセルを狂わせてしまったのだろう。 そしてさらに楽しいのは、世界的なスケーターであるふたりならば、凡ミスでも3位までには入れてしまえそうなグランプリシリーズ。しかしそれは許さないとばかりに、立つべきスケーター3人がしっかり上に立ち、NHK杯でありながら記者会見に誰一人日本人選手がいない、という状況になってしまったことだ。 text/Hirono Aoshima
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2009年11月07日
2009NHK杯 安藤美姫女子シングルショートプログラム2位(2)
もう、ほんとうに安藤美姫は面白い。あれだけきっぱりと宣言した記者会見のあと、ショートプログラム滑走までの間。彼女がどれだけ悩み、葛藤したかと思うと 本当に愛おしい。 オリンピックまであと、3カ月と少し。安藤美姫はどうやら、確固たる信念、揺るがない意思、などとは無縁の、あまりに安藤美姫らしい七転八倒の悩める日々を送りそうだ。でも、「ジャンプも跳びたい」「自分をスケートで見せたい」、ふたつの思いに引き裂かれ、迷いつつ、その過程でどちらも伸ばしていき、22歳にしてもうひとまわり大きく成長しそうな予感もする。 photo/Sunao Noto text/Hirono Aoshima
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2009年11月07日
2009NHK杯 安藤美姫女子シングルショートプログラム2位(1) 安藤美姫は本当に面白いスケーターだ。いやもう、人間として本当に面白いというしかない。 絶対に勝ちたい、誰にも負けたくない、と凛々しく宣言することもあれば、スケートは楽しめればそれでいい、と穏やかに微笑むこともある。 日本のトップスケーター、特に女子選手は、まず優秀なジャンパーとしてそのキャリアをスタートさせる。世界でも引けを取らないジャンプ技術で、若くしてトップにまで上り詰め、自分の技術を誇りつつも、すぐにフィギュアスケートがジャンプだけではないことに悩んだりもする。そこから一歩成長するためには、少しだけ自分の一番得意なものへの挑戦、その欲求を抑えることも必要だと気づいて、少し絶望することだってある。現在、トリプルアクセルに悩む浅田真央がまさにその状態だろうし、男子選手が4回転に挑むか挑まないかで葛藤するさまも、彼女たちによく似ている。 photo/Sunao Noto text/Hirono Aoshima
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2009年11月05日
2009 マイ・フィギュアスケート・オブ・ザ・イヤー発表 (2)「世界一競争の激しいと思われる日本での世界選手権代表への復帰は本当にすごいと思います。」(pao) 「村主選手もここ数年なかなか結果が出ずに苦しんでいたと思います。特にジャンプの精度が落ちてきていた昨年までとは違い全てにおいて全盛期の村主選手を彷彿させる素晴らしい演技を何度も見られたと思いました。」(ピンキーブウ) 「トリノオリンピック後、低迷していた村主選手。年齢のこともありここまでかと思っていましたが見事な復活で世界選手権代表に返り咲いたことは驚きでした。既に結果を残してきているのに向上心を忘れず、諦めず努力し続けているその姿勢は賞賛に値します。
「今シーズンは小塚選手の飛躍の年でしたが中でも全日本のロミオは素晴らしかった。テレビ観戦でしたが録画したのを今でも何度も見てしまいます。ノーミスではなくても人の心を打つ、そんな演技をオリンピックシーズンにまた見たいと思います!」(mo_mo)
「高橋選手の「Eye」、鈴木選手の「黒い瞳」「リベルタンゴ」など、選曲や曲の編集のセンスのよさ、振付の素晴らしさなど。日本でもやっと世界に匹敵する素晴らしい振付師が出てきてうれしいです。近いうちに海外のトップ選手が「日本のミヤモトにプログラムを作ってもらいたい」と言ってくれる日がくると思います。」(匿名希望) 「安藤美姫選手のボレロや浅田舞選手のシェルブールの雨傘。鈴木明子選手のリベル・タンゴ。とにかく各々の選手の特性を生かした素晴らしい振付。」(cathe) 「鈴木明子選手や安藤美姫選手のEXなどを見て、日本発の、世界に誇る振付師になってくれるのではないかと期待しています。高橋大輔選手のSP、来年どうなるか分かりませんが、ショーでも良いのでぜひまた演じて欲しいです。」(末摘花)
「世界選手権で色々な国が五輪出場枠争いをする中、初出場で8位に食い込み、出場枠争いの台風の目になったと思います。」(けーちゃん。)
「ジャンプの着氷に失敗し、フェンスに激突したのにもかかわらず、最後まで滑りきった精神力に脱帽です。そして温かく声援を送った会場の人々にも感動しました。
「初めてこの映像を見たとき一人で大興奮してしまい、それはもう大騒ぎでしたので(笑)」(ミキ)
「引退の一報を聞いたときには思わず耳を疑いました。昨シーズンの滑りが素晴らしかったし、今年もまた全日本で素敵な演技を見せてくれると思っていたから。しかし度重なるケガや滑れない苦しみ、元世界ジュニア女王としてのプレッシャー…きっと、多くのものが彼女を苦しめていたことでしょう。 「怪我さえなければ本来なら世界の頂点にいるはずの人。現役引退を決意して、新しい一歩を踏み出した彼女のサカスでの活躍に一票!」(薔薇)
「プロ転向されてから3年になりますが、ますますスケーティングと表現力には磨きがかかって来たように見えました。また彼女の演技を観るためにスケートリンクに足を運びたくなりました。また、日本のフィギュアスケート発展のためにも努力されている姿も尊敬出来ます。」(あるばろ) 「プロになってからも体重が増えるどころかさらにほっそりとされ美しさを増し、技術にも磨きをかけておられる荒川さんは本当に素晴らしいです。自らデザインするという衣装もすごく素敵です。」(Shippo) 「彼女の出演する全てのアイスショーで彼女はまさに女王として君臨していた。オーラだけでなく技術も引退してからさらに磨かれたようで一番美しかった。まさにクイーン。日本人選手全員に対する愛情を強く感じる解説も今年は本当に良かった。ジャッジに対する憤りに触れたインタビューも読ませてもらったが、大変興味深かった。こういう実力と名声を兼ね揃えた方がフィギュア界を変えてもらいたい。」(bell)
「全国でリンクが減少する中、リンク存続のために活動、連盟の自主運営を行い、存続という結果を出した。多くのリンクで抱えている存続問題に対して一つの答えを出したこと、存続のために関係者や連盟が力を尽くしたことは称賛に値する。」(レイバック)
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